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気乗りしない仕事を習慣化する2つの方法

From:萩原 敬大(はぎわら たかひろ)

「うーん…どうしよう、、」


 



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今から1年ほど前の夏、大量の書籍、そして「The Response Magazine」を前に、僕は悩んでいました。

ちょうどその頃、僕はこのMagazine(ザ・レスポンスやリッチ・シェフレンの教材を買ってくれたお客さん向けに、僕たちが発行している会報紙)の特集や、紙面全体の企画を考えるという仕事を任されました。

僕はセールスライターなので、もちろん文章を書くことは苦手ではなく、むしろ好きです。でも、月1回ペースで発行する会報紙の企画アイデアを、毎月新たに出すというのは大変で、、ネタも切れてしまうので、なかなか気乗りしませんでした。

でも、容赦なくやってくる締切。 今では読者数も4万人以上いるので、適当に企画を立てる。なんてことはもちろんできません。
困った状況です…

きっと起業家として自分のビジネスを持っているあなたなら、このようにやらないといけないとわかってはいるけど、なんとなく気乗りしない仕事ってありますよね。例えばマーケティングの施策を考えたり、メルマガを書かないといけないとわかっていても、心のどこかで「苦手だな…やりたくないな…」という意識があって、何かと理由をつけて後回しにして、現場に出て営業をかけに行ったり、店頭で接客をしたり、、
そしてしばらく時間が経って、
結局何も進んでいない…

まさにそんな状態でMagazineの企画の仕事を後回し、後回しにしてしまっていた時、、リッチの教材で、この問題を解決してくれそうな教えを見つけました。それがこれです。?


行動の障害になる”見えない要素”を取り除く方法


 

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勢いと摩擦
すべての物は運動しており、それには「勢い」があります。対して、その勢いに抵抗する力、すなわち「摩擦」があります。「摩擦」とは、あなたの前進を遅らせ、停止させ、やらなければならないこと、やりたいこと、やるべきことを達成しにくくさせるもの全てを指します。

たとえば、私の例だと、、
「売上を上げるために最もベストな方法は、レポートを書くことだ。」

「でも、書くのは大変だ。」

こうなると、その間に摩擦が発生します。
なぜなら、レポートを書こうと思いながらも、書きたくない、どうも気乗りしない、、という気持ちがあるからなのです。

ですが、今からお話する戦略は非常に効果があったので、レポートを書くこともラクに出来るようになりました。特に特別なことをしなくても、今は書くことを習慣として出来るようになりました。

自分自身を振り返ってみると、書き始める前は、なかなか気乗りがしなかったり、かけないことがありました。なのでその時、自分の心に「書きたいか?」と問えば、いつも「ノー」という返事が返ってきていました。ですから、書く前の気持ちは、自分が本当に求めているものを測る物差しとしては正確ではないのです。


摩擦を消し去る2つの方法


 

そこで私は、レポートを書き始めるために2つのことをしました。

まずは慣性の法則を認識すること。
つまり、何も書いていない時に「書き”たい”か」と
自分の心に聞くのは、質問としても聞くタイミングとしても間違っている、ということ。なぜなら、答えがいつも「ノー。書きたくない。」だったからです。ゆえに質問をするタイミングが間違っていたのです。

逆に、書き始めてからおよそ5分後が、質問をするのに最適なタイミングだということに気づきました。その時の気持ちが何であったとしても、です。

書き始めて5分経過したら、そこで「まだ書くことを”続けたい”か?」と自問することにしました。「書き”たい”か?」は良い質問ではありません。なぜなら、書きたくないかもしれないし、むしろしたくない時のほうが多いからです。ですから、摩擦ポイントを無くすために質問を変えたのです。?
私は「書き”たい”か?」 と自問することで、自ら摩擦を生み出していたのです。そして、これを続けることで、書くことへの摩擦を和らげ、摩擦がなくなるところまでもっていきました。そして、程なくして習慣にする事が出来たのです。

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リッチのビジネスは、あなたもご存知の通り「マニフェスト」などのレポートを軸に成り立っています。しかし、もともとリッチはセールスライターではないですし、スペルミスの多さを学校の先生に指摘されるほど、書くこと自体は得意ではありませんでした。ですが、この方法を使うことで、リッチは書くことを習慣にできたと言います。

これを聞いて、リッチが言っていたのと同じように、僕も質問のタイミングを変えて、Magazineの企画のために参考になる本を読み始めてから、”5分後”に質問をするようにしました。さらに、その質問自体を「企画のネタ探しをしたいか?」ではなく「企画のネタ探しを続けたいか?」に変えてみました。

すると、、それまで後回しにして、かつ完了まで丸1日はかかっていたのが、今では3時間もあれば十分できるようになりました。しかも、企画をするために本からそのネタを探すというのは、実際にやってみるととても面白いことに気づき、特に苦痛に感じることなく楽しくできるようになりました。

もちろん、この質問はビジネスだけでなく、日々の日課の習慣づけや、プライベートでも活かす事ができます。実際にリッチはその他にも、毎日の日誌を習慣化するために使ったり、ランニングマシンで運動をする時に応用して、見事にダイエットに成功し、約3ヶ月で60ポンド(27㎏)も体重を落としたそうです。

もしあなたも気乗りしない仕事がある時や、何かを習慣化したい時、改善したい時に使ってみてはいかがでしょうか?

PS.
今回シェアした物事を習慣化する方法の他にも、より多くのタスクを、より早く片付ける仕事術など。今より少ない時間で高い成果を上げるための、リッチの仕事術に関する全10テーマの講座が、コチラをお試しすると無料でもらえますよ。

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大きな利益とその向こう側へ、
萩原敬大

 

萩原 敬大
萩原 敬大

Strategic Profits マーケティングマネージャー
メールマガジン購読者数41,238人(2017年1月5日時点)日本におけるリッチ・シェフレンの独占販売権を持つ【Strategic Profits】のマーケティングマネージャー兼セールスライター。販売プロモーションの企画、広告運用、セールスコピーのライティングなどを統括している。

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