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あなたも持ってる?(ドカンと利益の上がる資産)

From:萩原敬大(はぎわらたかひろ)

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これは、今朝散歩をしている時に撮った写真。先週、新居に引越しをして、大阪城がすぐ近くになったので、緑いっぱいの公園を毎朝散歩するのが日課になっています。(もちろん、リッチのファウンダーズクラブを聴きながら。笑)



新居が決まった後、引越しの一括見積もりサイトに登録し、業者を選んだのですが、その時に引越し業者からもらった電話やメールを見て気づいたことがあります。

そして、これは自分のビジネスを持っている起業家にとって、うまく活用すれば、自分がほとんど何もしなくても追加の利益が上がったり、、商品やサービスを持っていなくても、売り上げをドカンと上げることができる”ブレイクスルー”になるヒントです。では、今からその時の気づきについてシェアします…

 


価格競争の激しい引越し業社は、どこで利益を得ているのか?


”引越し”業界は、引越しが減ってきたことによる受注件数の減少に加え、インターネットの普及により、今では依頼主が簡単に見積もりを比較することができるようなったため、価格競争が激化しています。

今回、僕も見積もりサイトを使ったんですが、登録してすぐ10社近くの会社から、鬼のような電話・メール攻撃に合いました。。そして、その見積もりを見ると「本当にこれで利益出るの?...」と、心配になるくらい安い値段が並んでいます。それはさておき、一通り見積もりを見て、その中で一番安く、かつサービスも悪くなさそうな会社を選び電話をかけました。

すると、、オペレーターが受付をしてくれます。一通り手続きをした後、いくつか質問がありました。それは、インターネットを利用する予定はありますか?携帯電話の会社(キャリア)はどこですか?エアコンは持っていきますか?などという質問でした。

よくよく聞いてみると、この引越し業者は「ソフトバンク」と組んでいるらしく、今利用している携帯電話がソフトバンクなら、インターネットもソフトバンクに乗り換えてもらうことで、引越し先で、かなり安くインターネットを利用できますよ?というオファーでした。

エアコンについても、もしあるならば取り付け、取り外しの専門業社を用意します。もしくは、持っていないなら引越し先で使う新しいエアコンをご紹介しますよ?といったオファーでした。

実際これらは、ほぼ間違いなく引越しの時に出てくる問題ですよね。引越し業者は、メインの引越しサービスで利幅が薄くなった分、このようなサービスによって追加の利益を得ていたわけです。

 

さらに、、それだけじゃありません…


実は、この引越し業者が提案してくれたサービスは、これだけではありません。引越しの前にダンボールを無料で送ってもらったのですが、その中に、家具や生活用品などが注文できる通販カタログ、そして、不用品の引き取りサービスのチラシが入っていたのです。

引っ越しをすると家の間取りが変わるので、新しい家具を買う必要も出てくるでしょうし、そうでなくても、心機一転、新しい家具を買おうとか、何かしら新しいものを買いたいなという気持ちになっています。また、そうなれば、もちろん不要な家具も出てくるので、ついでに処分しよう。というニーズも出てきます。

そんなタイミングだったので、このカタログ・チラシはとても役立つものでした。(そして、ついつい1つ注文してしまいました。)

さらに、、まだあります。引越しが無事終わり、一息ついた頃に引越し業社からお礼のメールが来ていました。そして、そのメールのフッターを見てみると、そこには、、

・送料無料の自転車通販でお得に買い替え!割引クーポン2000円分?
・引越し祝い!人気のレシピが見放題「クックパッド」プレミアムサービス3ヶ月無料クーポン


などなど、、新生活で必要になりそうなサービスのさりげない売り込みがあったのです。個人的にこっちはあまり必要ではなかったので契約しませんでしたが、必要な人にとってはかゆいところに手が届く、いいサービスですよね。ここでも、引越し業社は追加の利益を得るための仕掛けを入れていたのです。

 


スグに利益を得られる方法(しかもほとんどリスクなく、、)


この引越し業社が使っていた方法で、あなたがスグに、しかもほとんどリスクなく追加の利益を得られる方法というのが、、いわゆる「ジョイントベンチャー(JV)」というものです。
「ジョイントベンチャー」とは、複数の関係者間で「資産や価値の交換」を行って、事業を協力して進めていく手法のこと。この会社にはあるけど、この会社にはない。とか、この会社ではそれを活用するのがうまいけど、この会社ではその方法がわからない。といった”隠れた資産”を見つけ出し、それをお互いに交換したり活用したりすることで、お互いにとってプラスの結果を生み出すというものです。

ここでいう資産や価値とは例えば、、、
・お金
・スキル、ノウハウ
・商品、コンテンツ、サービス
・顧客リスト
・コミュニティ
・システム、なんらかの仕組み
・ブランド
などなど、、

自分ではそれほど価値があると思っていなかったけど、他の人にとっては喉から手が出るほど欲しいものなど、、探せば無数にあります。

このジョイントベンチャーという手法については、世界トップクラスのマーケティングコンサルタント:ジェイ・エイブラハムが、“もし、自分がゼロからビジネスをスタートするとしたら、最初にやることは「ジョイントベンチャー」だ。”と言っているほど、ビジネスのスタートダッシュにも、そしてビジネスを大きくする時にも、爆発的な威力を発揮する優れた方法です。そしてやり方さえ間違えなければ、ほとんどリスクもありません…

 


ジョイントベンチャーを活用したら、
一気に月商が3?4倍になった事例


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この方は、僕たちのお客さんの松本さん。美容院向けの顧客管理システムを開発し、販売されています。松本さんはもともと開発畑にいたこともあり、営業が苦手で、10年ほど月商100万円前後の壁を越えられずにいました。どうにか商品をうまく売る方法はないかと考えていたところ、、リッチの「ビジネス・グロース・システム」の中で取り上げられていたジョイントベンチャーの章を見て、あるアイデアを思いつきます。

それは、、これまで”敵対”していた美容ディーラーさんにジョイントベンチャーをしてもらうという方法。以前、松本さんは、顧客管理のシステムとネット予約のシステムをセットにして、何十万円という価格で美容院に直接売っていましたが、価格が高額なこともあり苦戦していました。そこで、思い切ってこの2つを切り離し、ネット予約のシステムだけを、無料で、かつ販売マージンを渡して、美容院とのパイプをたくさん持っている美容ディーラーさんに売ってもらうことにしました。

その結果、美容ディーラーさんはどんどん売ってくれる形になり、バックエンド商品の顧客管理システムが、一気に40店舗に導入されるという超大口の契約が決まったそうです。もちろん松本さんがセールスすることは、一切なく、、です。(松本さんの事例はここで読めます。)

今回の松本さんのように、ある商品を持っている人が、誰かのリストにその商品を紹介してもらって、その対価としてお金を支払う、というのもジョイントベンチャーですし、、ある商品の販売プロモーションを一緒に考えて進めていく、というのもジョイントベンチャーです。すでに出来上がっているシステムとか、サイト、コミュニティを、他の誰かにも一緒に使わせてあげる、というのもジョイントベンチャーです。

この組み合わせというのはアイディア次第で、いくらでも思いつくことができます。あなたの周りにも、このような”隠れた資産”が埋まっていないでしょうか?ぜひ、一度時間をとって探してみてください。

萩原 敬大

PS.
ジョイントベンチャーについて、もっと詳しく知り、活用していきたいなら、、松本さんも実践された「ビジネス・グロース・システム」がオススメです。

詳しくはこちら

 

萩原 敬大
萩原 敬大

Strategic Profits マーケティングマネージャー
メールマガジン購読者数41,238人(2017年1月5日時点)日本におけるリッチ・シェフレンの独占販売権を持つ【Strategic Profits】のマーケティングマネージャー兼セールスライター。販売プロモーションの企画、広告運用、セールスコピーのライティングなどを統括している。

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