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優秀な人材がいない!

2015.8.20 | 

リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。

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先日、リッチの勉強会を開催しました。

お盆にも関わらず、かなりの数の方が来られていました。とても勉強熱心で優秀な方ばかりでした。

あなたも、自分の会社に自分みたいな社員がいたらいいのにな?と考えたことはありませんか?コピーロボットがあればどれだけ会社は成長するだろうと。。。

リッチはマニフェストで、ビジネスで成功する要因として優秀な人材が不可欠だと話しています。才能のある人材があなたのビジネスで一緒に働いてくれることが成果に繋がるのだということを強く訴えかけています。

また優秀な人材を採用する事に力を入れている会社と、そうではない会社の企業価値は3倍も違うという事を話しています。本当に重要で大切な採用活動ですが、自分の会社に、「優秀な人材がいない!」ということを嘆いている経営者が多いようにも感じます。。。

 

採用方法は正しいか?

これは僕がホームページ制作の会社をやっているから感じる事かもしれませんが、とにかく採用する為の情報が適当すぎるなと感じることが多いですね。どういうことかというと、採用する為に募集要項を掲載するページを用意するのですが、そこに掲載する情報を経営者の方からもらっても内容が荒い(笑)

例えば給料の額なんかはわかりやすいところだと思いますが、競合の会社が提示している金額も調べないままに給料の金額を決めていたりします。。。でも、恐らく自分の会社で取り扱っている商品の価格設定をする場合は、競合の価格調査もしませんか?それなのに、、、なぜか採用する時はあまり競合の情報を調べようとしない経営者が多いという。それでいて自分の会社に良い人材が来ないと言ってるのは、そら当たり前じゃないかな?って思ってしまいます。

なぜなら、就職希望者はあなたの会社のお客様と同じように、あなたの会社の採用情報に書かれていることをあなたの競合の会社の情報と比べてたりします。その中でも一番わかりやすい給与額なんていうのは、一番に見られるようなところだと思います。それを適当に今までがこうだったから的な感じて決めてしまったら、競合に差をつけられて良い人材を奪われるのは当たり前だと思いますが、、、違いますか?

 

採用情報もコピーライティング

だから、採用情報もセールスコピーと同じようにリサーチを行うことが必須になってきますね。就職希望者がどういったことに注目しているのかとか、どんな情報を必要としているのかとか、何に問題を感じているのかといったことをしっかりと調べた上で、採用情報を書く必要があると思います。

そういうことをしないままだと掲載している内容が届けるメッセージは間違ったものになってしまっているので、あなたが本当に欲しい人材が来てくれないのは、やっぱり当たり前だと思いますね。

採用の段階で就職希望者に間違ったメッセージを提示してるから、優秀な人材があなたの会社に来てないんじゃないですか?ってことです。

 

あなたの会社に魅力はあるか?

合わせて、あなたの会社は本当に魅力があるのかということも見直す必要があるんじゃないかと思います。もし本当に優秀な人材に来てほしいと思うのなら、、、あなたの会社はそのような優秀な人材にとって魅力がないといけないんじゃないでしょうか?

そんな中でも特に経営者としてのあなたの存在が、就職希望者にとって魅力的でないとすれば、それは問題だと思いますね。実際、多くの優秀な人材が集まっている会社をあなたもご存知だと思いますが、そういった会社の経営者は魅力的ではないですか?信念があるとか、大志があるとか、それこそ夢があるとか、そういった優秀な人材が魅力を感じるような人間性に繋がる意志のようなものを備えているのではないかと思いますね。

だから、あなたが優秀な人材がいないと嘆いているのなら、あなたはもっと自分の人間性を磨くことも選択肢に入れても良いんじゃないかと思います。。。

 

あなたは強みを発揮しているか?

またリッチがマニフェストで言っているように、あなたは自分の強みを発揮していますか?あなたの会社が魅力的になるかどうかは、結局はあなたが魅力的かどうかということに繋がるとリッチは言ってます。それはつまり、あなたが自分の強みを発揮していて、それを学びたいとか教えて欲しいとか、そう言ってもらえるぐらいの優位性を競合よりも持っているのかどうかということではないですか?

優秀な経営者の人達は自分の強みを発揮しているので、そこに魅力を感じる優秀な人材が教えを請いにやってきます。他の企業に行くよりも、その優秀な経営者に学ぶほうが得るものが多いと感じるからでしょう。そういった気持ちにさせるだけの何かがあなたにあるのかというのが、優秀な人材があなたの下にやってくるのかどうかということに関わっていると思います。

これは少し厳しいかもしれませんが、優秀な人材がいない!と嘆くあなたが、優秀な人材かどうかというのが、実は本質的な質問なのかもしれません。。。あなたが優秀な人材であるためには、リッチが言うように強みを発揮する必要があると思います。

誰にも負けないと自負するような強みを発揮してこそ、あなたは魅力的になるでしょうし、あなたの会社も魅力的になると思います。そうやってあなたの強みを活かしたビジネスを経営してこそ、あなたもビジネスに対してやりがいを感じるでしょうし、結果として成果を出すことができるようになるんじゃないかと思いますね。

今回の話は従業員だけではなく、外注の取引先との関係でも同じだと思います。あなたは周りの人間にとって魅力的な存在になるためにも、ぜひ自分の強みを発揮してビジネスに取り組んでください。

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中谷 佳正
中谷 佳正

リッチ・シェフレン ナビゲーター。スタッフ1人あたり約2,000万円の利益実績を持つ、高収益のHP制作会社:(有)WINKSを11年間無借金で経営。リッチの戦略を自社で実践し、成果を出したことから、日本におけるナビゲーターに就任。ビジネス戦略コーチとしても、某上場企業に対して約4時間で80万円のフィーをチャージするなど、今まで690社以上にアドバイスを行い、92%以上の改善率を達成してきたエキスパートである。

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