リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。
どんな話をメルマガでしたらいいかな~という相談を友人にしていた時、そもそもめちゃくちゃシンプルでそれでいて初歩的な話って案外いいんじゃないの?みたいな感じになったので、あえて基本的な話をしてみたいなと。。。
そこで今回選んだ話は「ペルソナ」です。この話って結構フロントエンドのセミナーとかでもするんですが、かなり頷いてくれる人がいるのでここで少し紹介します。
今回の話はどっちかというとすでにビジネスをスタートさせていて、ある程度の実績を出している人が対象になるんじゃないかと思うのですが、ビジネスをスタートしてなかったとしても、今たずさわっているビジネスと同じ系統のことで独立されるならとても参考になることですし、ビジネスをスタートさせたばかりだという場合であっても、いずれ参考になることなので聞いておいて損はない(笑)
というわけでペルソナの話ですが、僕がよく伝えているのは「ペルソナはすでに出会っている」って話です。ビジネスである程度実績を出されているのであれば、誰かしらペルソナになりえる人と出会っているはずだってことですね。。。その人をペルソナにしちゃえば話は簡単ということ。
じゃあ、どうやってペルソナを設定するかというと、、、実際に今一緒に考えてみて欲しいと思うのですが、お金払いの良いお客さんっていませんでしょうか?
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頭に浮かんできましたか?
お金払いが良いっていうのは色々な解釈はあると思いますけど、何も言わずにこちらの言い値で取引してくれるとか、何年も何年も取引が続いているとか、請求書を上げたらスグに入金してくれるとか、あるいはいつも高額の商品を買っていってくれるとか、そういう人ですね。どうですか?浮かんできましたよね?
例えばどうでしょう?その人が仮に斉藤さんだとするなら、その斉藤さんがお客さんとして10人いたら嬉しくないですか?100人いたらどうですか?1000人だったら?あなたのビジネスはめちゃくちゃ発展しませんか?
この質問をするとたまに「ううーん」っていう顔をする人がいます(笑)で、そんな人に「お金払いが良いのに嬉しくないんですか?」と聞くと、「いやぁ、お金払いは良いんですけど・・・」って答えてきます。
恐らく、その場合のお金払いの良い人っていうのは、確かにお金に関しては申し分がないのかもしれないけど他の面で問題があるんでしょうね。やたらと注文が細かいとか、納期がシビアだとか、従業員にキツく当たるとか、あるいは妙に話が長くて時間が取られたりとか、そもそも肌が合わないなんてこともあるんじゃないかと思います。つまり、そんな人が増えても正直嬉しくないんだよねーみたいな人が思い浮かんでいるなら、その人は価値観が合わない人なので対象外になります。
今頭に浮かべるべき人はお金払いがよくて、かつ価値観の合う人ですね。一緒にいて楽しいとか、この人を幸せにできるなら自分も幸せだなんて思えるような相手です。じゃあ、もう一度思い浮かべてみましょうか。
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どうですか?頭に浮かんできましたか?仮にその人が木村さんだったとしましょう。じゃあ同じ質問になりますが、木村さんが10人いたらどうですか?100人いたら、1000人いたら、嬉しいですか?あなたの頭に浮かんだ◯◯さんがたくさんいたら嬉しくはないですか?
あなたがもしたくさんいたら嬉しいと思えるようなお客さんがいるなら、その人がペルソナです。あなたのビジネスにとってのペルソナは、今あなたの頭に浮かんでいるお金払いが良くて価値観の合うその人ですね。
お金払いが悪くて、価値観が合わない人。
これは論外。
お金払いが悪くて、価値観が合う人。
例えば、店舗で服を販売してて、話だけして盛り上がって何も買わずに帰っていくような人です。友達には良いかもしれませんが、顧客としてお付き合いするのには向いてません(笑)
お金払いが良くて、価値観が合わない人。
多くの社長はこの類の人たちに我慢しながらお付き合いをしてる傾向にあります。まぁ言い方は悪いですが、その場合は「お金のために仕事をしている」と言われてもしょうがないかもしれません。もちろん、僕にだってそんな時期があったので他人事じゃないんですけどね(笑)
お金払いが良くて、価値観が合う人。
お客さんとして最高です!こんな人たちがたくさんいるならビジネスは楽しくてしょうがないんじゃないでしょうか?その中で最もと言える人がペルソナです。。。
こうやってペルソナがわかった後、これがセミナーだったりすると2つのグループに分かれます。1つは「よっしゃわかった!やるぞ!」と言ってスグにでも行動に移そうとするタイプ。そしてもう1つは「わかりますけど、どうやって集めたらいいんですか?」となるタイプ。
前者の場合はもう言うことはないですね(笑)恐らく、やるべきことが見えてるでしょうからガンガンやっちゃってください。で、問題は後者の場合ですけど、後者のタイプは、、、これから学ぶしかないですね(笑)つまり、知識が不足しているので、何をどうすればペルソナと似たような人たちが増やせるのかがイメージできないわけです。増やせないんじゃなくて、増やせるイメージが沸かないのが問題です。
もしくは、今現在は集客する仕組みみたいなのが整っていないのでイメージできていないのかもしれないので、その仕組作りについて知る必要があるかもしれません。これも同様に仕組みが作れないんじゃなくて、仕組みについてイメージできないのが問題ですね。
というわけで、今回はペルソナを明確にする方法と、あなたの現状について理解いただけたのではないかと。あとは行動あるのみですね。。。
P.S.
ペルソナがわかったのはありがたいけど。。。という後者のタイプの方は、もちろん自分で学んでいくのもいいと思いますが、最も早く成果を出したいのであれば僕に会いに来てください。「もっと早く来てたらよかった。」なんて言ってくれる人もいるので、損はさせない自信はありますよ(笑)
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