リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。
先日、友人と打ち合わせ後、事務所の近くにランチに行ったときのことです。僕は「いつも」のように慣れ親しんだ定番メニューを頼んだのですが、友人は何か「得体の知れない」メニューを頼んでいました。
それを見て「そんな変なのよう頼まへんわー」って言うと、「僕みたいな奴が人類を発展させたんですよ(笑)」とか訳のわからん事を言ってました。彼はいつも、どこにいっても変わったメニューを頼んでいるんですが、起業家としてのとても優れた気質を持ち合わせていると僕は思っています。
彼は自分のような奴が、冒険心や探究心で切り開いてきたから人類は発展したって主張してました。要するに、他の奴がビビってチャレンジしないようなことでも、冒険心や探究心のある奴は望んで飛び込んでいくってことらしいです。
例えば、それまでは誰も食べようとしなかった木の実を、そういう奴が無謀にも食べてみた。そしたら案外美味しかったから、他の奴も続いたみたいな感じですね。そうやって食糧難を乗り切ったかもしれない。
もちろん中には犠牲になった人もいたと思います。冒険心や探究心のせいで、食べたらあかんやつまで食べてしまって、毒にあたって苦しんで2・3日もがいて、皆んなにこれはダメだとか忠告する人(笑)
人間の根源的な欲求は2つで「快楽を得る」のと「苦痛から逃れる」のどちらかだって話は、リッチもファウンダーズクラブなんかで話してたりします。
ただ、人間は快楽を得ようとするよりも、苦痛から逃れようとする方が強く突き動かされるって話もよく知られていますね。なぜなら、それが動物としての生存本能で、苦痛から逃れるってことは、生き残ることに直結するからってこと。
だから、人間は冒険心や探究心を働かせて、食べたらあかんやつまで食べてもがき苦しむ事を、極力避けようとする。そういうところに、ある感情が生まれます。それが、、、「恐怖」です。
人間にはどうしても恐怖という感情がつきまといます。僕が「いつも」の定番メニューを頼んだのは、失敗したくないっていう恐怖のせいってことですね。。。だから安牌な選択しかしようとしませんでした。
同じように多くの人が失敗したくないって恐怖から、安牌な選択をしようとするんじゃないでしょうか。じゃあ、どうやってその選択をするのかというと、、、他人のマネをします。そうすることで、失敗の恐怖から逃れようってするってことですね。
案外美味しかったからって後に続いた奴らと同じ行動をするってことです。(笑)マネをした方が安全だって思い込んでますからね。。。
でも、ビジネスにおいては、これが裏目に出ます。要するに「恐怖」のせいで、他のうまくいってそうな競合をマネしてしまうってこと。そうすると、みんな右へならえになってしまって差別化ができなくなって、違いが生まれなくなってしまいます。その結果、価格競争に突入してジリ貧になってく。
じゃあ、ジリ貧にならない為にはどうすればいいかっていうと、、、差別化するしかないけど、恐怖には打ち勝てないっていう悪循環です(笑)結局、他とは違うことを思い切ってやることが、なかなかできないんですね。
でも、リッチはこの恐怖に対して、そういうところにこそ成長できる可能性があるって言ってます。
要するに、多くの人やあなたの競合が、恐怖を感じていてやろうとしないところに、発展する可能性があるって言ってるんですね。
例えば集客に関しても、他の競合がやってないようなことを試そうとするのは、恐怖があるわけですが、それを敢えてやってみたらうまくいくかもしれませんね。うちの業界では普通はやらない、みたいなことにチャレンジするのは恐怖を伴いますけど、そこをチャレンジするから差別化ができるってことです。
もしそうやって差別化がうまくできたら、あなたのビジネスは競合よりも有利になって、集客もうまくいくようになるっていうのは当り前だと思いませんか?
あなたがビジネスを発展させてうまくやっていこうと思うのなら、恐怖を感じるところに敢えて飛び込んでいくようなチャレンジをしてください。そうすれば、あなたのビジネスは次のステージに進めると思います。
中谷佳正
P.S.
例えばあなたがリッチのコンテンツを試すことに「恐怖」を感じているのなら良い機会かもしれません。あなたの競合も同じように恐怖で躊躇してるかもしれないからです。競合に差をつける為にもチャレンジしてみませんか?
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