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他人の戦術に惑わされてはいけない

2016.10.27 | ,
リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。

少し前ですが、
友達の経営者と一緒にゴルフをしました、、、
晴天で気温も過ごしやすくゴルフ日和、久しぶりの友人もいたのでとても楽しく、半日を過ごすことができました。。。スコアは・・・ここで書くのは辞めておきます(笑)



一時期は一生懸命練習してみたこともあったんですが、思い通りにならないし逆にストレスが溜まるので諦めました(笑)だから、仲のいい仲間と一緒に年に数回、コースを回る程度にしています。ただ、ゴルフをする度にいつも、これってビジネスと同じだなって思います。

なぜなら…


ゴルフはビジネスに通じるものがある


ゴルフというのは、あの小さなボールをグリーンと言われる芝地にあけられたボール2個分くらいの直径のカップに入れるまでの打数を競う競技です。カップに入れるという目標を達成するのに、できるだけ少ない打数で収めることがポイントになるんですが、、、

ビジネスも同じ。まずは1億円の売上を目指すとか、会員数を1万人にするとか、店舗数を10店舗にするとか、何かしらの目標を用意して達成する為に、いかに少ないリスクやコストで実現していくのか?というのが求められるんだと思うんですが、、、


目標を立てたらざっくり目指す


ゴルフの場合はボールをセットして、クラブで打つという動作をします。その時は、カップにボールを入れるという目標はあるものの、そこまで細かく目標を意識しません。なぜなら、カップはかなり小さいし、打席からは300メートル以上離れていることがほとんど。だから、カップを目標にしたとしても一発で入るなんてことはありえないですね。たまにはあるみたいですが。。。そこで、カップより大きなグリーンを狙ったり、1打で飛ばせる範囲内で、安全だと思える場所を狙ったりします。また池やバンカーにボールが入ってしまうとペナルティがあったりするので、抜け出すのに大変な思いをする場所を避けます。

じゃあ、ビジネスだとどうなのか?ビジネスの場合も長期的な目標はあるものの、実際にはざっくりと目指すと思います。だいたいの方向性を合わせた上で、できるだけリスクをおかさず、安全な範囲で進めていくはずです。。。
もちろん、時にはリスクを負うことも必要だと思います。先が見えなくてどうなるか分からなくても、思い切ってやってみることが危機を打開するってこともあり得るからです。


他人の戦術に惑わされるな


問題はここからです。ゴルフの場合、数人で一緒のコースを回ります。つまり、目指すグリーンは同じだし、入れるカップも同じってこと。。。だからと言って、一緒にコースを回っている人と同じクラブを選択してボールを打つのか?っていうと違いますよね?確かに、ゴルフの場合は1打目は同じところから打ち始めます。でも、実際には人によって使うクラブは様々。ドライバーのようにヘッドが大きいやつで打って距離を稼ごうとする人もいれば、アイアンというコントロール重視のクラブで距離を刻んでいこうとする人もいます。ここで考えて欲しいのはゴールはみんな同じだけど、選ぶクラブはみんな違うってこと。。。さらに言うと、1打目を打った後の状況も全員違いますね。狙い通りいった人もいれば、狙い通りいかない人もいるし、フェアウェイをキープできて次が打ちやすい人もいれば、ラフといって長めの草の多いところで次が打ちにくい人もでてきます。バンカーに入ってしまう人も出てくるでしょうし、池ポチャしてペナルティを食らう人もいます。それなのに、、、全員2打目を同じクラブで打つのか?同じやり方をするのか?というと、そんなことはないですね?

それなのに、ビジネスに置き換えた場合、多くの人達が他人と同じクラブを選択しようとしてるって思いませんか?例えば、誰かがFacebookで上手くいったって話を聞いたらFacebookを使おうとするって話です。それは、フェアウェイにいた人がフェアウェイウッドを使うと上手くグリーンに乗るよと言ってるのを聞いて、バンカーにいる自分がフェアウェイウッドを選択しようとするようなものです。2打目なのか3打目なのかで、選択するクラブも変わってくるはずなのに、そんなことはおかまいなしに、誰かが上手くいったと言ってるやり方をマネしようとするってことです。。。そんなことをしてたら、いつまでたってもゴールにはたどり着かないでしょうし、たとえたどりついたとしてもボロボロになってしまうでしょう。。。
しかも、ゴルフは同じカップを目指すのに、違うクラブを選択するわけですが、ビジネスでは違うゴールを目指すのに、同じ戦術を選択する。。。それって完全に矛盾してますし、そんなんで上手くいくわけがない、、、


大事なのは現状把握と戦略


戦術が大事じゃないって言ってるわけじゃないです。どんなクラブを選択して、それを上手に使いこなすのかっていうのは、実戦としてはかなり重要ですし、ビジネスでもそれは同じです。だけど、その前にもっと必要なことがあって、それは現状把握と戦略だってことですね。なぜなら、自分の体格とか筋力が違えば、飛距離も変わってくるので使えるクラブが変わります。そうすると、1打目でどれだけの距離を稼いで、2打目、3打目にどう攻めるのかという戦略も変わってくるわけです。同じようにビジネスも、自分の知識や技術や経験といったものや自分の才能がどんなものなのか、自分の強みがなんであるかによって、選択できる戦略が変わってくるはずです。ここを無視して他人と同じ戦術を使ってしまうと、、、痛い目を見ることになりますね。当然スコアはボロボロになるはずです。

戦術は大事ですがFacebookやブログやチラシをどう使うのかも、とても重要なポイントです。でも、他人の戦術に惑わされないようにしたほうが上手くいく。あなたにはあなたの現状があって、その上で戦略を練る必要があります。それを踏まえて、効果的な戦術を使うからこそあなたはゴールにすんなりと到達することができるようになるんですね。

あなたは他人の戦術にばかり注意を持っていかれてはいませんか?

P.S.
リッチは、ノウハウや戦術に惑わされるチャンス追求型の起業家ではなく、戦略的な起業家になって目標に最短で到達することができるプログラムを開発したことで圧倒的な知名度を得ました。ますは手に入れてみてください。

 

中谷 佳正
中谷 佳正

リッチ・シェフレン ナビゲーター。スタッフ1人あたり約2,000万円の利益実績を持つ、高収益のHP制作会社:(有)WINKSを11年間無借金で経営。リッチの戦略を自社で実践し、成果を出したことから、日本におけるナビゲーターに就任。ビジネス戦略コーチとしても、某上場企業に対して約4時間で80万円のフィーをチャージするなど、今まで690社以上にアドバイスを行い、92%以上の改善率を達成してきたエキスパートである。

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