リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。

明けましておめでとうございます。
リッチのナビゲーターとしては初ですね。今年も皆さんのサポートをしっかりとさせて頂ければ、、、という事で本年もよろしくお願い致します。

胃腸炎で苦しむ長女を嫁に任せ、
元旦から５歳の次女をコマなし自転車に乗せるべく練習を始めましたが、１0分ほど経つと一人で乗れるようになってしまいました・・・という事で元旦の目標達成完了です（笑）上の子は同じ年中さんの時に３日くらいかかったんですがね、、、あなたはもちろん色々な目標を今年達成しようと考えていると思いますが、参考までにリッチが2006年頃に立てた目標をシェアしたいと思います。

参考：リッチの目標

2007年12月までに、毎月平均1000社（人）超のクライアントを獲得し、…その方々の紹介により、1ヶ月最低100社（人）の新たなクライアントを獲得する。

ちなみに、この目標を立てた当時のリッチには、クライアントがたった70人しかいなかったそうなので、自分でも当時を振り返って、「本当によく言うよ。」という感じだったと言ってます（笑）その時の年商はわずか2,500万円（1ドル100円で計算）しかなかったので、とても大きな目標だったみたいですね。その時点で目指していたこの目標は、2年で年商を10億円から12億円にするというレベルだったようです。
結果として、リッチは目標を立てた1年後には、クライアントが800人に到達したみたいなので、売上は単純に考えても2億円から3億円ぐらいには、なっていたんじゃないかと、、、

社運を賭けた大胆な目標を設定する

こんな感じで、一見無謀に見えるぐらいの大きな目標をBHAG（Big Hairy Audacious Goals）、社運を賭けた大胆な目標と言うそうです。
リッチは大企業で使われているようなビジネス戦略をスモールビジネスをやっている企業に応用できるようにするのを得意としてます。だから、このBHAGも、大企業では当たり前のように設定してたりするかもしれませんが、僕達のような中小企業の起業家にとっては耳馴染みのない言葉なので、覚えておくと使えると思います。。。
リッチは目標については、このBHAGを設定することが大事だと言ってます。社運を賭けた大胆な目標を設定することで、その目標を目指して社内が一致団結して進んでいけるようになるっていう事。。。
だから、どうせ新年に目標設定をするのなら、この社運を賭けた大胆な目標を立ててみたらどうでしょうか。

BHAGに必要なもの

もし、BHAGを設定しようと思うのであれば、リッチのからのアドバイスがあります。それは、BHAGを設定するには何が必要なのか？ってこと。。。気になりますよね？というわけで、リッチが必要だと言ってる3つの要素を紹介しておきます。

1.あなたが深い情熱をもって取り組めるものは何か？
2.あなたが世界一になれることは何か？
3.あなたの経済的原動力を後押しするものは何か？

この3つの質問に対する答えを出して、それぞれの答えが重なる部分がBHAGになるとリッチは話しています。。。そして、設定できたBHAGは説明の必要がないほど明確で、社内の発展を刺激するほど大胆で刺激的なものでなければならないそう、、、

難しいと思った時が本当のチャンス

チャンス追求型の起業家はもがき苦しみ失敗する一方で、戦略的起業家は圧倒的な成功を収める。
これが、リッチのインターネット・ビジネス・マニフェストとビジネス・グロース・システムに共通するコンセプトです。だから、あまりチャンスという言葉を使わないように気をつけているのですが、今日はあえて使います。なぜなら、これが本当の意味でのチャンスだと思うから。。。つまり、あなたが今日聞いたBHAGを設定するということが難しいと思ったのであれば、それこそが本当のチャンスだってことです。恐らく競合やあなたよりも優秀ではない起業家は、難しいと思ったらここで脱落してしまうと思います。でも、あなたがあえて難しいことに立ち向かって、クリアすることができれば、あなたは一歩進んで確実に抜きん出ることができるってことです。要するに、これは競合や他の人と差をつけるチャンスってこと。。。

僕は、そうやって一歩一歩着実に進んで差をつけることが、戦略的な起業家には大事なんじゃないかって思ってます。新しい一年の始まりに、まずは一歩差をつけてみませんか？

P.S.
BHAGについてだけではなく、ビジョンやミッションといった経営になくてはならない指針の立て方について、もっと詳しく知りたいと思ったのなら、リッチのビジネス・グロース・システムに挑戦してみてください。きっと、その決断があなたのこの1年を大きく変えるだけじゃなく、あなたのビジネスも大きく変えることになるはずです。

-中谷佳正