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最小限の力で効果が出る勉強法

2015.6.18 | 
リッチ・シェフレン
ナビゲーターの中谷です。
nakatani_150

今日は僕がリッチから学んだことの中で、最も印象に残っている言葉うちの1つをご紹介します。

チャンス追求型の起業家が、ありとあらゆることを勉強したがり、間違った勉強をしていることが多いということを指摘して使っている言葉です。。。



その言葉とは…

ジャストインタイム


この言葉はリッチがとてもよく使う言葉として知られていて、ジャストインケース学習とジャストインタイム学習という区別がされています。

ジャストインケース学習は、もしもの場合に備えた学習という意味で、いつか役に立つかも知れないと様々な教材を買ったり、セミナーに通ったりする学習方法です。

リッチのコンテンツにアクセスしてきているあなたなら、わかっていただけると思いますが、インターネットの世界は本当に動きが早いですね。

この記事を執筆している時にAppleの発表があったのですが、そんなAppleの発表に踊らされるように、昨日まではなかったものに明日からは対応しなければならない。そんなタイミングがたくさんあると思います。

ですがインターネットの世界に関わっているあなたに、もしもの場合に備えている時間はありますか?

この時代は昨日まではなかったものが、いきなり現れます?そうすると、昨日までは当たり前のように使えていた知識が使いものにならないケースが結構あります。今まで持っていた知識が無駄になる・・・

リッチも「ジャストインケース学習で学ぶために使ったお金や時間はムダになる」と言っています。だから、賢いあなたに必要なのはジャストインタイム学習だと思います。

 

最小限の学びで済む


ジャストインタイム学習は、必要な時に必要なことを学ぶという意味で、もしもの場合に備えたジャストインケース学習よりも効率的です。

ジャストインケース学習の場合は、もしもの場合にどんなことが起きるかがわかりません。だから、とにかく多くのことを学ぶ必要があります。

それに対して、ジャストインタイム学習は必要な時に必要なことを学ぶだけの学習法です。というよりも実際は、「そんな暇はない」という状態だと思います。必要な時が目の前に訪れているので、ムダなことをやっている暇がないってことです。だから最小限の学びで済むので効率的になるはずです。

あなたがもし「時間がない」という意識を持っているなら、最小限の学びで済む方が良くないですか?

 

学びですら戦略的に


つまり、僕がリッチから学んだのは学習ですら戦略的に行うということです。

今の世の中はどこか知識の多い方が賢いというような風潮があるように思います。本屋に行って本の帯を見てみてください。「なぜ」で始まる本、「?」で終わる本ばっかりですから(笑)

これは、僕もコピーライティングを学んでいるので非常に良くわかります。本のタイトルはヘッドラインと同じですから、注意や興味を惹くものが必要で、人間の知的好奇心という欲求に訴えるのは間違っていないと思いますが、ただ、ビジネスを仕掛ける側の人間として、そのマーケティングのメッセージに踊らされていて良いのか?と思います。

それじゃあかんでしょ!というのが僕の意見です。だから僕は学びですら戦略的に行う方が賢いんじゃないかなと思います。知識が多い方が賢いわけじゃなく、戦略的に学びを行う方が賢いと思います。必要な時に必要なことを学ぶ効率的なジャストインタイムこそが、賢い経営者の選択する行動だと思います。

 

勉強しすぎじゃないですか?


僕はインターネットの業界に、それなりに長くいます。だから別のところでも書きましたがインターネット広告についてもそれなりに知っています。でも、どこまで知っているのか?と聞かれたら、ほとんど知らないって答えるでしょうね。

例えばソーシャルメディアを使った広告ですが、そもそもソーシャルメディアって何ですか?ってところから始まります。さらにソーシャルメディアに数えられるそれぞれのサイトやアプリについても知っている必要がありますね?

また本の話になりますが、1つのサイトやアプリだけで1冊の本ができるわけです。それが例えばフェイスブックに関する本だけで何冊出てると思いますか?Amazonで検索したら全部が全部ではないでしょうけど、1,000冊ぐらいヒットしました。その知識をすべて知っているかと言われたら、イヤイヤ知らないってなります。

それが、ブログだツイッターだLINEだと増えていくだけじゃなく、リスティングだ、リマーケティングだ、アドネットワークだと増えていって、全部知ってますか?って言われても、これ無理でしょ(笑)

だから、あなたがこういった知識を全部知ってたとしたら、明らかに勉強のしすぎだと思います。もはや、あなたが今やっているビジネスの業界ではなく、インターネット広告の業界にでも転職した方が、よっぽど稼げるかも知れません。それが望んでいることならそれでも良いと思いますが、、、

 

あなたが学ぶ必要はない


つまり、あなたが最短距離で目標を達成したいなら、僕はジャストインタイムで学習することをオススメするということです。学びは必要最小限で十分です。
リッチはアウトタスキングやアウトソーシングであなたの仕事を従業員やプロフェッショナルに任せる必要性を説いています。だから、あなたがそんなに多くのことを学ぶ必要はないわけです。

もしも、あなたが学ぶならジャストインタイムで本当に必要なことを必要な時に学んでください。

勉強って実業より楽ですよね?だからそこに逃げている人も多いんじゃないかなと最近はとても感じます。知識を得て偉くなった気になって、成果を上げる事より評価する事を重要視してないですか?

あなたの仕事が評論家ならそれでも成果は上げれるかもしれないですが(笑)
今、あなたに必要な学びは何ですか?それは、本当に必要ですか?

PS.
今回のテーマにあったジャストインタイムとジャストインケースについてこの無料ビデオでさらに詳しく学べます。
https://www.strategicprofits.jp/spfc/

リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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