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トラフィックを確実に収益化するには?

From:リッチ・シェフレン

今回は、トラフィック(アクセス)の秘密についてお話しします。

あなたが成功するためには、それほど多くのトラフィックは必要ありません。(もちろん、あなたが成功すればするほど、トラフィックの量が増えるのは必然ですが。)

トラフィックを収益に変換する効率を高めるだけでいいのです。

トラフィックから収益への変換率が高ければ高いほど、あなたはより大きな成功を収めることになるでしょう。逆もまた然りです。どんなにトラフィックを増やしても、それを効率的に収益に変えられなければ、あなたのビジネスはいずれ立ち行かなくなるでしょう。

では、どのくらい収益化できれば、充分「効率的」と言えるのでしょうか?

私が「ファウンダーズクラブ」のメンバー向けに書いたレポート「Beyond Traffic &Profit(どんな”トラフィックからでも、思う通りに利益を引き出す方法)」の中でとりあげた、Pets.comのストーリーを紹介しましょう。

Pets.comは、オンラインビジネスの歴史の中でも、このことに関する最も適切な例えの1つと言えるでしょう。Pets.comとは、靴下で作った可愛い指人形がトレードマークの、ペット関連商品を扱うオンラインショップでした。

Pets.comは2000年に、トラフィックを得るために資金のほとんどを投入して、あらゆるところでトラフィックを購入しました。数百万ドルはすると言われるスーパーボウルでの広告まで打ちました。そしてそれから1年も経たないうちに、ビジネス自体が破綻してしまったのです。なぜでしょうか。

彼らはトラフィックを得るために顧客1人当たり約2万7千円をつぎ込みましたが、そのトラフィックから得られた収益は、たったの7千5百円ほどだったのです。

もっと多くのトラフィックがあれば、Pets.comは倒産せずに済んだのでしょうか?
いいえ、顧客1人当たり2万7千円もかけていては、収益化は困難です。

成功するために必要なことは、効率的であることです。つまり、トラフィック獲得にかけるコストよりも収益のほうが上回ることが必要です。

そこで、メトリクスが必要になるわけです。メトリクスとは、あなたがどのくらい効率的であるかを、測定する指標です。

トラフィックの収益化を測る指標とは?

今日、トラフィックの収益化を測る基準はたくさんあります。これまで使われてきたものとして、以下のようなアルファベットの羅列を、あなたもきっと見たことがあるはずです。

CPA(Cost Per Action=顧客獲得単価)
CPC(Cost Per Click=クリック単価)
CPL(Cost Per Lead=見込み客獲得単価)
CR(Conversion Rate=コンバージョン率)
CTR(Click Through Rate=クリック率)
EPC(Earnings Per Click=クリック当たりの平均アフィリエイト報酬額)
AOV(Average Order Value=平均注文額)
PV(Page Views=ページ閲覧数)
Unique Visitor(=ユニーク訪問者)
CPM(Cost Per Mille=1000回表示当たりの広告コスト)
ECPM(Effective Cost Per Mille=インプレッション課金ではないCPM)

最近では、ソーシャルネットワーク上での宣伝効果を測る基準も新たに登場しています。例えば以下のようなものです。

Search Volume(=検索ボリューム)
Share of Voice (SOV=広告量シェア)
Page Rank(=ページランク)
Page Likes(=ページいいね! 広告)
Reach(=リーチ)
Engagement(=エンゲージメント)
Tweet Impressions(=ツイート表示回数)
Mentions(=メンション)
Followers(=フォロワー)
Likes(=ページへのいいね)
Retweets(=リツイート)
Influence(=インフルエンス)

ただし、ここで最も重要な指標とは、
トラフィックをいかに効率的に収益化しているかを示すものです。

つまり、あなたがどのくらいの収益を上げられるか計算する前に、
その収益を上げるためにどれくらいのコストがかかっているかを
理解する必要があるということなのです。

次回はさらにトラフィックで収益を上げるための
具体的なステップについてお話しますので、
楽しみにお待ち下さい。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン


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リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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