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目先の仕事に追われている起業家へ~Weekly Quote~

2016.12.18 | ,
今週のリッチ・シェフレンの名言をお届けします。

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今日は、あなたに学んで欲しい重要なことが2つあります。

ひとつは、あなたのビジネスは、あなたの見込み客とクライアントにとって望ましい結果を生み出すために設計されたシステムである、ということ。??そうであれば、望ましいアウトプットを生むシステムを構築する時に、どうすれば最適なものができるのか、どうしたら最高のシステムが出来るのか、よく考えるのが当然だとは思いませんか?私は当然だと思いますし、あなたもそう思うのではないでしょうか。これが学んで欲しいことの1つ目です。

学んで欲しいことの2つ目は、いったんそれがわかったら、どうすればそのシステムを顧客や見込み客の視点から見て、より良いものにできるか考えることです。あなたの視点ではなく、顧客や見込み客の視点から、ここがポイントです。いいですか、まずは相手、それからあなたです。まずは相手。あなたは二の次です。

あなたの会社を慈善のために経営しなさいと言っているのではありません。そうではなく、もしもあなたのビジネスが、見込み客やクライアントが求める結果を提供するための他社よりも優れたシステムを持っていなければ、あなたは苦戦するでしょう。これが1つめ。

そして2つめは、そういうシステムがなければ、あなたがやりたいことを中心にビジネスを構築できる確率が低くなります。なぜなら、ビジネスを継続することだけに必死になり、それに時間がとられてしまうからです。

ですから、あなたのクライアントや見込み客が求めているものは何か?そして、どうすればあなたは、彼らが求めるものにより合致するように、システム、つまりあなたのビジネスを改善できるか?
以上です!そう、それがポイントです。

この二つが、あなたに考えて欲しい重要なポイントなのです。これは、一度考えただけでブレイクスルーが訪れる類のことでしょうか?可能性はあります。でも、その可能性は高いでしょうか?それは私にはわかりません。ただし考えれば考えるほど、上達することは間違いありません。

こんなことを言うと「そんなことをするほど暇じゃない」と言う声が聞こえてきそうです。その気持ちはわかります。確かに、あなたがしなければならない仕事はあります。そこに疑いの余地はありません。

でも、あなたが必要だと決め、定義している仕事のうち、本当は必要ではないことがどれくらいあると思いますか?そして、ずっとでなくていいですから、しばらくの間だけ、私が話したことのために時間を割けば、あなたは自分が到達したかったところにずっと早く到達できます。そうしたら好きなだけ自由な時間を持てるのです。

仕組みで回るビジネスを作るために
あなたがやらなくてはいけないこと


 

この2週間ほど私は、ストラテジック・プロフィッツの仕事を休んでいました。この3週間で、私が出社したのは4回ほどでしょうか。チームミーティングの時と、あとはほんの細々とした用事のためです。

もちろん、その間もビジネスは成長しています。収益も右肩上がりです。色々と新しいことにも取り組んでいます。でも私は会社にいる必要がないのです。私がいなくても大丈夫な理由は、そうなるための時間を、きちんと割いてきたからなんです。

保証しますが、これは珍しいですよ。ほとんどの経営者は、週に40時間以上出社しています。50,60,70時間という場合さえあります。この3,4週間で、私が仕事をしたのはおそらく12時間から15時間くらいでしょう。多分、あと1週間くらいしたら私は仕事に戻り、今より沢山働くと思います。でもそれが可能ですし、好きなときにそうできるのです。

そしてその理由は、私が私のビジネスについてよく考えたからです。ビジネスについてよく考える時間を作れたのは、重要ではないことをするのをやめたからです。テレビを見るとか、あれやこれや。今は、見たいだけテレビを見られます。何しろ出社しないのですからね。でも見たいとは思いません。

なぜなら、自分の時間を取り戻し、生活を取り戻した今、自分にはその取り戻した時間を使って何ができるのか、ということが分かったからです。なので無駄なことに多くの時間を費やさないと決めたのです。

その代わり今は、ビーチに行きます。シガーバーにも行きます。友人たちや家族と一緒に過ごします。このことをきちんと分かってもらいたいのです。私の生活がどんなに素敵かということが言いたくてこういうことをお話ししているのではありませんよ。

あなたに理解してもらいたいのは、ビジネスを正しく設計することの重要性です。たとえば今のあなたは、傾斜が45度の上り坂の前に立っていて、その坂が何キロも続いているようなものです。

しかも、重さ20キロ以上のナップザックを背負っています。私がその、重たいナップザックを下ろす方法を教えます。でもあなたは「ナップザックを下ろす時間なんてない」と私に言うのです。「上り坂を走って登らないといけないから」と。

起業家が私に、ナップザックを下ろす時間がない、つまりビジネスをより良く設計する時間がない、だからとにかく一生懸命働いて、ちょうどナップザックみたいにビジネスを背負っていくつもりだ、と言うのを聞いても、私にはまるで理解できません。そんな選択は無意味ですよ。ぜひ、賢明なあなたは自分のビジネスについて、よく考えるようにしてくださいね。

大きな利益とその向こう側へ、
リッチ・シェフレン

4:4

 

リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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