今週のリッチ・シェフレンの名言をお届けします。
失敗への道とは、間違いを犯すことではなく、その間違いを無視し、何も学ばないことです。
なぜなら、、
あなたがかかげた一つ目の計画は失敗する運命にある
事業を始めたらこんな素晴らしいことが起きるだろう。最初にそう思い浮かべたことはほとんど、現実にはならないでしょう。それには理由があります。
「最初に描いた事業計画がそのとおりに行くことはない。」
By スティーブ ブランク氏:一線から退いた連続起業家
事業において、最初にたてた実行計画は完成形のものではないということ。(それは起業するための一つの戦略にすぎない。)よって、あらかじめ詳細な事業計画を作成することは大部分において無駄足です。
事業計画を立てることに何週間も何ヶ月も費やすのは、成功する可能性を高めるのに役には立ちません。考えてみましょう。あらゆる時間を割いて127段階ある事業計画をたて、その計画が第2段階で行き詰まった場合、他の125段階のいいところはどうなるでしょうか?
事実、計画の練りすぎは実際のところ成功の確率を下げてしまいます。
事業計画を綿密に練ることに時間を長く費やすほど、たどり着きたいところにいけない可能性が高いです。可能な限り確実にすればするほど、計画を支えているものは持続しないでしょう。確信すればするほど計画は失敗する羽目になるでしょう。
なぜなら、われわれ起業家は不確実な世界に住んでいるからです。
事業で何が機能して、何が機能しないかについて・・・ビジネスに注力するために何が不可欠で、何が不必要かについて。行きたいところにたどりつくために必要な道について・・・事業や人生においてそのことに関して絶対に確実なものというのがないのが現実です。そして、不確実な世界で間違いを犯すことは避けられません。
不確実性と間違いは一緒になっていて、いつか成功したいなら、その対処法を学ばなければなりません。
起業家が間違いを犯すのを避けようと必死になることで、間違いをしたまま、それに固執し、失敗する。そのことがあなたを成功する可能性から遠ざけるのです。
不確実性と同時に存在する間違いにどう対処するかは、事業の成功の重要な要素です。
大きな利益とその向こう側へ、
リッチ・シェフレン