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”需要”を探してはいけない ~Weekly Quote~

今週のリッチ・シェフレンの名言をお届けします。


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あなたはもうご存知かもしれませんが、マーケティングとセールス、この二つを混同する人が多いのです。マーケティングの目標とは需要を創出することであって、セールスを不要にすることなのです。もちろん売り込みを全くしない、というわけではないのですが・・・言葉を替えて言うと、需要を見込んで売り込むのではなく、商品の需要を作り出すのです。あなたのマーケティングがなすべきこと

たとえば、よく挙げる例としては、以前クライアントから「アウトソーシング代行商品を売りたいのだが、アウトソーシング代行の需要がなくて困っている」、という質問をいただきました。

当時は”The 4-Hour Work Week”(一週間に4時間しか働かない仕事術)という書籍が話題になっていたころで、そこで私が彼に助言したのが、「週4時間しか働かないというコンセプトは、実を言うと、アウトソーシングに関する実に巧妙なマーケティング以外の何ものでもない」ということでした。


あなたのマーケティングがなすべきこと


 

つまり、マーケティングとは需要を喚起することや需要をあなたの商品やサービスなどに引き込むことだ、という観点から考えてみましょう。ターゲットがあなたの商品や提供しているものを現時点で欲しているかどうかは別として、彼らは何かしらの欲求を持っているわけで、それをあなたの商品やあなたの商品が提供するものとつなげるのです。

あなたのマーケティングがなすべきことは、商品やサービスなど、あなたが提供しているものに対して、願望や需要を生み出し、それを刺激し、購買へと仕向けることです。売り込むための需要を探すことではありません。このようにすればマーケティングはずっと簡単なものになります。

覚えておいてください、あなたの市場があなたの提供するものを今すぐ手に入れたいと思っているかどうかに関係なく、この人たちはいつも、何かを求める何らかの欲求をもっています。その何かを、マーケティングによってあなたの商品へと関連づけるのです。そして、あなたは、その欲求を強烈に刺激していくのです。

大きな利益とその向こう側へ、
リッチ・シェフレン

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リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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