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他社とのビジネスを成功させるシンプルな方法~Weekly Quote~

2017.4.2 | ,
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今日お話しするのは、たった一つのコンセプトです。あなたがこのコンセプトを活用できるかできないかは、現在のあなたがビジネスの成長段階のどこにいるかによります。

ですが、今すぐ活用できないとしても、コンセプトを常に頭に入れておき、目標にして、その方向に向かって行けばOKです。つまり、今から説明する事を実行すれば、成功の確率をぐんと有利な方向に持って行くことができるのです。

それは、他社と取引やビジネスをする場合、プロジェクトが成功した時に、相手方があなたよりも得るものが多いことが大切だということです。

私は数えきれない程のジョイントベンチャーを立ち上げてきましたし、数百人もの社員を雇い、何百、何千ものベンダーを利用して来ました。その経験から言うと、もしあなたの方が得るものが多い場合、そのジョイントベンチャーはマイナスからスタートしてしまい、成功できないとまでは言いませんが、成功する確率が下がってしまうのです。

ですが反対に、相手の人や企業にとってのプロジェクトの価値が、あなたにとってのプロジェクトの価値より大きければ、彼らはあなたの成功のために全力を尽くすことは間違いないでしょう。

具体的な例を上げましょう。以前、成功報酬型で人を雇ったことがあるのですが、プロジェクトが成功したら彼は5万ドルの報酬を受けとる、という契約でした。彼はその5万ドルがどうしても必要だったのです。

私も同じ条件でしたが、私はそこまで5万ドルが必要ではありませんでした。実を言うと、私にとってそれほど重要なプロジェクトではありませんでした。ですが、彼にとってはそのプロジェクトがすべてでした。

彼は一日12時間、常にプロジェクトの事ばかり考え、週末も休日もプロジェクトを改善、拡大するアイディアを出した末、成功に導いたのです。

この成功はもちろん彼の相当な努力があってのものですが、その根本には5万ドルを手に入れるという目的があったのです。

結局、人間は私利私欲のために行動するものなのです。そのため、成功するためには、その私欲が自分自身と相手との間で足並みがそろっている事が重要です。

あなたのビジネスの成長において、大きな報酬を得る人が多ければ多い程、あなたの成功のために全力を尽くすサポーターが多くなるという事です。

以上、本日のヒントでした。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン

 

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リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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