今日は、ほとんどの人が持っている「諦め」の感情についてお話します。

なぜ多くの人が「諦め」という感情を持っているのでしょうか？
それは、今までの人生で自分が望むものが手に入らず、落ち込んだり傷ついたりした経験を何度もしたことで、大人になるにつれて、自分を守るために、必要以上の高望みはしないよう自ら制限をかけるようになっていくためです。

それは本来の自分の姿を受け入れず、達成や幸せ、成功に対して、大きく困難で越えられない壁を自ら作り出しているのです。

これを聞いて、もしあなたも当てはまるのであれば、もう一度じっくりと考えてほしいことがあります。

それは・・・
起業家とは、自分の市場にいる誰かを手助けして、彼らが今まで達成できなかった目標を叶えられるようにしたり、彼らの人生を楽にしたり、彼らが今まで解決できなかった問題を解決したりする存在だということを。

だから、あなたの学歴やキャリアなど、今までの人生がどんなものであれ、起業家として成功するには、「諦め」の感情を捨て、現状の存在よりも大きな存在になる必要があります。

スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど、誰もが知っているような偉大な起業家達も、元々は普通の人間だったのです。ですが、大多数の人たちと大きく違ったことは、「諦め」なかったことです。どんなに無謀だと思うことでも、どれほど失敗をしても、決して諦めなかったことが、後の偉業へと繋がったのです。

つまり、成功するには、現状の自分ができると考えていることよりも、もっと大きなことにコミットし、それを最後までやり抜くことが重要だということです。

そして、それをやる目的が個人的な欲求だけではなく、他者の人生に影響を与えることであれば、達成できる可能性がより高くなります。なぜなら個人的な事だけを考えていると、問題の先延ばしや完璧主義といったあらゆることが出てくるからです。しかし、それが他者への貢献になればそうはなりません。

起業家であるあなたは、世間で実行できないと思われているような大きな偉業に挑むチャンスがります。創造力を活かして自己表現し、自分が世界にどれほどの違いをもたらすことができるかを見るチャレンジだと捉えてください。

それができれば、必ず現状からは想像もつかないような、自分の能力に気付くことができるはずです。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン