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アウトソーシングとアウトタスキングの違い~Weekly Quote~

2017.5.21 | 
あなたはアウトソーシングとアウトタスキングの違いを知っているでしょうか?

ビジネスで成功するには、効果的なアウトソーシングの方法を知らなければいけません。しかし、残念なことに、大半の人のアウトソーシングに対する考え方は間違っています。

それはアウトソーシングをする際に考える、一つの質問から発生しています。
その質問とは・・・

「どうすればもっとも安くやってくれるだろうか?」

というものです。

この質問に対する答えは、沢山の落胆、フラストレーション、そして、機会損失と頭痛を引き起こします。それはビジネスを成功させるものが何かを理解していないからです。

なぜなら、もっとも安いものを選択して、信頼できて、すばやくて、知識が豊富な人に仕事を依頼できる可能性はほぼないからです。昔から言われるように、「安かろう、悪かろう」なのです。

そして、先週お話したことを理解してくれているなら、あなたはすでに自分の時間の価値を理解しているでしょう。安いという選択肢を選ぶのは、あなたが思うよりもずっと高いコストがつくのです。
では、最初の質問のアウトソーシングとアウトタスキングの違いについてお話します。

「どうすればもっとも安くやってくれるだろうか?」という質問をすることは、アウトタスキングの方法論を取っているのです。その時のあなたの意識は「どのようにしてその作業をやるか?」です。

この方法論を取ると、あなたは必要な作業が発生するたびに、そのプロセスを繰り返さなければならなくなります。人を探して、選択することに時間を掛けすぎ、あなたの時間を浪費させます。さらに悪いことに、新しいアウトソーシング先に依頼するたびに、前にやってもらったアウトソーシング先よりも質が下がるというリスクも発生します。

つまり、アウトソーシングとは、あなたが持っていない専門知識を持っている人たちと、長期的な関係を築くことを意味します

そのため、より優れた質問は

「どのようにして、長期的に◯◯をやってくれる人たちとの関係を構築するか?」

なのです。
これによりあなたの時間を浪費させることなく、質の高い成果物を手に入れることができます。

さらに、彼らとの関係が長くなればなるほど、あなたの求めるイメージやクオリティを理解して、指示を出さなくてもあなたが望むようなものを納品してくれるようになるのです。

「安い」を一番の条件にして考えた場合には、このような状態にすることは難しいでしょう。

しかし、最初にコストをかけて、プロフェッショナルな人材と仕事をすることで、生産性を格段にアップし、ビジネスをより早いスピードで成長させることができるのです。

結果的に、それが一番コストがかからず、最善の方法なのです。

大きな利益とその向こう側へ
リッチ・シェフレン

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リッチシェフレン
リッチ・シェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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